病気ではないけれど「何となく不調」・・・この状態を伝統医学では「未病」といいます。
更には、原因不明で経過が慢性にわたる「難病」・・・
「鍼灸」は「未病」~「難病」までを改善できる、治療法の一つとして、世界中で注目を集めています。
2000年以上前に生まれ、人々から必要とされ続けてきた「鍼灸」は、近年様々な研究が急速に進められています。
なんだかよく眠れない、手足が冷えてしまう、慢性的な疲れがとれない・・・
また、胃腸の調子がすぐれない、おトイレが近い・・・
など、一見すると全く関係ないように思われる
これら症状は自律神経の乱れが原因かもしれません・・・ |
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頭痛、肩こり、めまい、イライラ、動悸、便秘・・・
これら症状でお悩みの方は、女性ホルモンの減少や、
ホルモンバランスの変化による影響かもしれません
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腰痛、膝の痛み、股関節、五十肩、坐骨神経痛、関節炎・・・
これらの急性症状、また慢性的なお痛みでお悩みの方、
鍼灸は自らの力で痛みを上手にコントロールする研究が数多く発表されています
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鍼灸では逆子に特化した治療があり、逆子が戻った報告がたくさんございます。
またなかなか子供ができない、やっと授かってもしっかり育つか心配・・・
これら原因は、子宮の機能問題以外にも冷えや慢性的な疲れ、ストレス、ホルモンバランスの崩れ
なども原因の一つと言われています。
鍼灸で子宝力を高め冷えを改善し、骨盤内部をしっかり温めましょう
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その他の適応症状たくさんございます。詳しくはこちらをクリック
伝統医学的診断方法
問診(もんしん):患者様の生活状況を詳しくお聞きしたり、今あるお悩みの症状を細かく伺います
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切診(せっしん):脈の状態、お腹や背中の状態、手足の主要なツボの反応を診ていきます
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望診(ぼうしん):代表的なものに舌診があり、顔(目・鼻・口・耳を含む)や身体の皮膚色や形、姿勢や歩き方などを診ていきます
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聞診(ぶんしん):体臭や口臭、呼吸音や動きから生じる音の状態を診ていきます
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上記4つの伝統的診断方法を合わせて四診(ししん)と呼びます
五感を駆使した診断方法である四診を用いて、患者様の心身両面の状態を把握していきます
鍼灸治療で使用する鍼(はり)について
「はり」と聞くと痛いイメージをお持ちの方が多いと思いますが、
鍼灸で使用する鍼には刺す鍼と、刺さない鍼があります
これらの鍼は、鍼灸師が患者様の症状や体質に合わせて適切なものを選択しています
毫鍼(ごうしん):直径は0.2ミリ程度と髪の毛位の細さです。
刺されたときは何も感じないか、少しチクッとした感じがする程度です
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鍉鍼(ていしん):反応のある経穴(けいけつ:ツボ)に軽く押し当て「気」を集めます
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使用する毫鍼は全て、ディスポーザブル鍼(使い捨て)なので衛生面でも安心安全です
使用する灸(きゅう)について
「灸」(きゅう):症状や体質に応じて、さまざまなタイプのものを用います
透熱灸(とうねつきゅう):米粒の半分ほどの大きさのお灸を用います。
瞬間的な熱さのみで快痛ともいえる心地よさです
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台座灸(だいざきゅう):熱いのが苦手な方でも抵抗なく受けることができます。
じんわりとやわらかな温かさが広がっていきます
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知熱灸(ちねつきゅう):艾(もぐさ)が8~9割燃えたあたりの
少し熱いかな・・というところで皮膚から取り去ります |
いずれも、昔のような大きなやけど痕が残るものではありません
お灸は血流改善や痛みの緩和、免疫力を高める治療的作用がございます
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